近年データセンターの爆発的な増加とともに管理の複雑化も進んでいます。データセンターにおける必要な管理項目は、電源・温湿度・アセット・ラック搭載・フロアレイアウト・ケーブリング・IP情報・ラック荷重等々多岐に渡り、理想的にはそれらの情報を纏めて管理し横断的に俯瞰出来るツールが求められます。
しかしながら、依然としてExcelなどのスプレッドシートの台帳管理を中心とした運用手法は根強く残っています。スプレッドシート管理の最も大きなメリットは「ローコスト」ですが、複雑に絡み合い刻一刻と変化していく情報の管理においては効率的ではありません。 また、不正確・不十分な情報に起因する運用上のトラブルや、逆にトラブルを避けるあまり非効率な設備の運用が行われているのが現状です。また、ICTの急速な発展に伴いデータセンターエンジニアの人材不足が深刻な問題となってきており、設備稼働状態の可視化とともにシステムによる自動化を進めていくことも考えていかなければなりません。
複雑なDCIM要件に対する適切なコンサルティングの不足により、日本国内でのDCIMの普及率はまだ低いと言わざるを得ません。そこで弊社では、国内唯一のDCIMコンサルティング・オープンベンダーとして、お客様と共にデータセンター運用の課題に向き合い、お客様の要件や予算に対し最も最適なデータセンター運用管理環境をご提案いたします。
サービス
コンサルティング
お客様の課題やニーズ、規模、運用形態に沿う最適なソリューションのご提案
設計提案
熟練されたエンジニアによる、DCIMハードウェア・ソフトウェアシステムの構築
導入支援
熟練されたエンジニアによる、DCIMハードウェア・ソフトウェアシステムの構築
アフターサポート
お客様が長期に渡りシステムを活用頂く為の導入後のアフターケア
DCIMソフトウェア導入事例
製造メーカー

導入製品:iTRACS DCIM
自社内のオンプレミスデータセンターの老朽化と容量増強に迫られ、新たに近隣にデータセンターを構築されました。従来のデータセンターでは、データセンターの資産管理、電源容量管理、配線接続管理等をExcelを使って行っていましたが、分散した台帳管理の煩雑さに加え、情報が現物と一致しない、更には閲覧性が悪い等の問題がありました。結果的に台帳は参考程度に、都度現場確認により状況を把握するといった運用となり、運用負荷が問題とされていました。
各機器のモジュールやディスク単位までのレベルで資産が管理できることや、あらゆる配線経路の管理、そして現場に行かずとも3Dで直感的にすべての資産情報が閲覧できる点が評価され、導入いただきました。また、既存で使われていた電流計測センサーとの連携を行い、取得した値を3Dビュー上に表示しました。
通信事業者

導入製品:iTRACS DCIM
東京を中心に、日本国内に点在する各拠点のICT機器の資産管理、配線管理、更には拠点間の回線管理が、Excel管理だと煩雑で、担当者の業務に多大な負荷を掛けていました。そこで、データをひとつのツールにまとめ、さらに直感的にわかりやすく管理できるツールを求められていました。
自由にカスタマイズができるダッシュボード機能など、お客様がイメージした管理画面に近いレイアウトに作りこめる柔軟性が決め手となりました。3D画面で閲覧できるクライアントソフトウェアと共に、Windows、Macなど様々なデバイスに対応するWebユーザインターフェースそれぞれを併用いただいています。







