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ABB社製 Circuit Monitoring Systems

​(多回路電流監視システム)

CMS-600 製品概要

 CMS-600は、分電盤の分岐回路毎の電流監視を行うことを容易に実現できます。CMS-600のコントロールユニットには、最大64回路分(32 x 2系統)のセンサーを接続できます。ユーザーは、本体のタッチパネルディスプレイを介して設定を行ったり、各回路の電流の実測値を確認することが出来ます。また、 CMS-600は、RS-485(Modbus-RTU)のインターフェースを有しており、リモート監視システムも容易に構築することができます。尚、Modbus-RTUのスレーブアドレスは、247(1-247)識別子を設定することができます。 これにより、1つのバスライン上で何千もの測定点を計測することが可能になります。 つまり、CMS-600は、小規模なシステムから、非常に大規模で広範囲にネットワーク接続された設備でも、効率的な測定システムとして利用できます。

  • 超小型のセンサーで省スペース化

  • タッチパネルで操作が直感的で簡単

  • センサーや配線が極めてシンプルで簡単

  • コントロールユニット1台で最大64回路対応

  • AC/DC両用

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CMS-600 本体の技術仕様

CMS-600 Specifications

CMS-600 のアクセサリ

CMS-600 のアクセサリ

  •  電流センサー

CMS-600に利用可能な電流センサーは、大きく分けて2種類のセンサータイプが有ります。それらは、用途や環境により、自由に組み合わせて利用可能です。​

《形状・定格による選択肢》

- オープンコアタイプ

 オープンコアタイプのセンサーは、分電盤の分岐回路の電流計測に最適な設計となっており、センサー部の形状がU字状になっており、既設の分電盤への後付け施工や、万が一のセンサーの障害の際に、電源を止めることなくセンサーの交換が可能です。サーバールームやデータセンターなどの、システム停止が出来ない環境での利用がお勧めです。

- ソリッドコアタイプ

 ソリッドコアタイプのセンサーは、世界中で利用されているグローバルモデルです。大容量迄ラインナップが有り、大きな定格の回路や、分電盤の主回路を含めた電流計測など、幅広く利用することが出来ます。

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《取り付け方法による選択肢≫

- ABB社製ブレーカー用専用設計モデル

 ABB社製ブレーカー、S200 / S400 / S800 シリーズ用に、専用設計されたモデルであり、ブレーカーと組み合わせることにより、スマートに設置が可能です。

- DINレール取り付けモデル

 分電盤などで一般的に利用されているDINレールに、電流センサーを固定できる様に設計されたモデルです。DINレールに固定することにより、取り付けがワンタッチになり、シッカリと固定することが可能になります。

- 結束バンド取り付けモデル

 DINレールによる固定が難しい環境や、狭い環境などの際に、電流センサーを結束バンドにより電線に直接固定可能な様に、専用設計されたモデルです。環境を選ばず、柔軟な設置を実現できます。

  • フラットケーブル

 CMS-600本体と、電流センサ間を結ぶ専用のフラットケーブルです。本体には、2系統のフラットケーブルを接続可能で、1系統には最大32個の電流センサーを接続可能です。

- 2mのフラットケーブル・・・CMS-800

- 3mのフラットケーブル・・・CMS-801

  • コネクタセット

 CMS-600本体や電流センサーと、フラットケーブルを接続する為のコネクタセットです。フラットケーブルの任意の位置にコネクタを取り付け、利用します。

- コネクタ35個セット・・・CMS-820

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